サチュレーションが下がる
2016/08/16
ノルウッド手術後の至適SpO2
主治医の説明では、75〜80台前半のSpO2*1が望ましいとの事。
前回、検診時のSpO2が低く緊急入院になってしまった事を踏まえて(経緯は下記記事に)、先生にパルスオキシメーター*2を貸してもらうようにした。
サチュレーションが下がってきた
SpO2が72%を切ったらアラートが鳴るように設定し、数日は滞りなく過ごしていたが、ふと、はる坊が泣き止んでもアラートがoffにならないのに気が付いた。それまでも泣いたらアラートが鳴るのはよくある事だったが、泣き止むと戻るので気にしていなかった。
しかし今日は泣き止んでも60%後半に下がったまま上がらない。
一所懸命あやしたりして変化がないので30分経過した所で病院に電話。主治医の先生(失礼ながらのび太君に少々似ているのでツマブキ先生(仮)としますが妻夫木聡には少しも似てない)に代わってもらうと、「そっかぁー、心配だね。僕いるんで今から来ますかー?」との事。
旦那は仕事だし、私はペーパードライバーで首都高の運転は不可能だし、はる君は電車には乗れないし、行くとなったら兄弟の預け先を確保しなくちゃ…と色々しなきゃいけないことがあるので、本日中に受診するかどうかは保留に。
旦那に相談したが、物理的に無理な距離にいる為、明日受診でいいですか?と再度電話で相談すると“1.5~2リットルまで酸素流量を増加して75~80前半になるまで様子をみて”と指示を受けた。
言われた通り段階的に酸素を増やしていくと2リットルの吸入でようやく落ち着き、受診せずに一旦様子見をする事になった。
次の診察まで1w弱か……。
至適SpO2から外れている状態を放置した結果、不可逆の器質的変化が起こってしまう事を今一番恐れている。
パルスオキシメーター
右上の機械がパルスオキシメーター。赤い文字がSpO2値、緑の文字が脈拍数。ちなみに、この時は寝ていた。
なんか、普通は寝てる時はSpO2が下がる傾向があるようなんだけど、はる君は起きてる時の方が低い。なんでだろ?動くから?
これ、プローブって言って、発光部と受光部で指を挟んで光で測定するんだって(´・Д・)へーすごーい。
絆創膏みたいに粘着力があるバンドなんだけど、これを巻くのがすごく難しい。はる君はなぜか足の指をグーにするんだよね。粘着力はかなり弱くてすぐくっつかなくなる。
下がった理由は?
SpO2が低いという事は、肺へ流れる血液が少なくなっている事を示している。
うちにはベビースケール(赤ちゃん用体重計)がないので、大人用の体重計でざっくり体重を量ったら4.7kg位と出た。衣類等で100g位引いても4.6kgだから300g弱位は増えてるかな?
たった300gでも、身体の小さな赤ちゃんには体重の15パーセント増加という超急激な変化になってしまう。
同じ酸素流量でサチュレーションが維持出来なくなったのは、身体が大きくなった事が影響していると推察する。あるいは肺動脈の狭窄が悪化してきたのかも知れない。ただわたしは医者でもないし、診察を受けた訳でもないのでなんとも言えない。
今回はツマブキ先生(仮名)の指示通りの酸素流量の調節でなんとかなりそうだけど、しんどいぜ!いっその事カテーテルの日まで入院して24時間バイタル管理して欲しいくらい。
次回の診察は22日。