夜明けの心臓

最重度の心臓病の一つである左心低形成症候群の息子の記録。手術・入院・通院の事や病気の情報など。あと雑記。

リハビリ・その7

 実は10月末に気管支鏡の検査入院の予定だったのが先方都合にてキャンセルになってしまったので、病児の記録は連続でリハビリ記事になった。さっき、ふとGoogleフォトで写真を眺めていたら、去年のはる君の写真が出てきた。ふっくらしたほっぺで酸素吸入もしてなくて、見た目からははこんなに重大な病気には見えない。去年は忙しかったなあ……。ブログを書いていてよかった。なんでかって、もう色々ありすぎて記憶があやふやだけど、ブログを読み返したら当時の気持ちが湧き上がってくるから。

リハビリ・その7

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 前回のリハビリの記事
www.calmin.org

2017/11/08

 つかまり立ちをしてから結構時間が経ってるけど、一人歩きにはまだ遠そう。今日は夫も一緒に見学。今日はくるくるチャイムじゃなくて、フィッシャープライス社のちょきんばこのおもちゃからスタート。

 よほど気に入ったのか、開始から15分もずーっとこれで遊んでいた。スリットにプラスチックのコイン(というか円盤)を入れると、ブタの鳴き声とか数字を英語で読み上げる音声が鳴る。それだけなんだけど、楽しかったんだね。

 いつもの歩行訓練。

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相変わらずいい笑顔!

 この歩行器は方向転換ができないので、7Mくらいの長さを行ったり来たりして楽しんでいた。だいぶしっかりとした足取りのように見えたが、理学療法士の島先生(仮名)によると、まだ足の筋肉が十分に発達していないとのこと。
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今回のリハビリは4割がちょきんばこ、4割が歩行訓練、2割がほかのおもちゃという感じ。

理学療法士さんのアドバイス

  • 足首がまだ不安定。例えばおもちゃで遊ぶ時、手がギリギリ届くか届かないかのところにおいて、つま先立ちや膝を曲げるような動きを促すようにすると良い

さいごに

 今月末にはカテーテル治療の入院をする。その後は一旦退院し、フォンタン手術に備えひきこもり生活の予定(感染を防ぐため)。だから次のリハビリは退院後、小児神経科の診察の後になる。こんなに頑張るなんて、産まれた時には「命さえ助かればいいや」と思っていた覚悟がうすっぺらだったと思い知る。でも思い描いていたほど悲惨な生活でもない。これほんと。結果がどうあれブログは続けようと思う。