夜明けの心臓

最重度の心臓病の一つである左心低形成症候群の息子の記録。手術・入院・通院の事や病気の情報など。あと雑記。

小児病棟94・元のお部屋に戻りました【入院生活99】

元のお部屋に戻りました

2019/03/28

症状が重めの子のお部屋から、今までいた大部屋に戻ってきた。
さよなら、カーテンとカーテンの狭間でねんねした日々よ。

リハビリも検査もない日だったので、散歩とDVD、iPadで過ごした。

絡まる

毎日すごく大変なのが、はる君についてるチューブ類の絡まりをほどくこと。

酸素のカニューレ、血中酸素飽和度のモニター(パルスオキシメーター)、点滴のラインの3本がベッドの上で寝転がったり伝い歩きをする度に絡まりあってしまう。

ちょんまげ

髪が伸びてくると、かあちゃんにいたずらをされてしまう。

「カワイイ〜」と看護師さんに言われてまんざらでもない感じ。


PIを入れる時、両腕が使えなくなっていたので足に取ったが、これ以上治療が長期化するともうCV、つまり首からカテーテル(管)を入れるしかないかもね、と言われた。
首から……。
両腕の血管については、時間とともにまた広がるはずだ、とのこと。
そういえば、鼠蹊部に内出血が出来ている。
この内出血、実は大事な意味を持っていたことが後で分かる。
寝る前の抗生剤の点滴の時、はる君が顔をしかめて抗議の声を出した。薬剤が血管に入っていく感覚がわかるのだろうか。


できれば来週のMRIで治療が終わってくれるといいんだけど、今は「場所が脳なだけにきっちり治してくれるなら時間がいくらかかってもいいや」という心境。