夜明けの心臓

最重度の心臓病の一つである左心低形成症候群の息子の記録。手術・入院・通院の事や病気の情報など。あと雑記。

ホットクックで作る低温調理チャーシューレシピ

最近では個人でレシピ公開されている方も多い、電気無水鍋のホットクックで作るチャーシューのレシピです。
チャーシューと言っても、本来の焼くレシピの叉焼ではなく、要するに煮豚です。
面倒にならないよう、漬けダレの配合は覚えやすくて簡単です。
ホットクックユーザーの方は是非おためしくださいね!

材料

  • 豚かたまり肉(バラor肩ロース)…食べたい分だけ
    • しょうゆ…50cc
    • みりん…50cc
    • 酒…50cc
    • さとう…小さじ2
    • にんにく…1~2かけ
    • しょうが…1かけ
    • 長ねぎの青い部分…1本分
    • 昆布…4cm平方(なくても良い)

今回はバラ肉を700g使用しました。
肉はあらかじめタコ糸で縛っておくとかっこいい!

道具




作り方

1.漬けダレをつくる

しょうゆ、みりん、酒、さとうを小鍋に入れ、沸騰させてアルコールを飛ばします(煮切る)。
氷水を張ったボウルなどに浮かべてあら熱をとっておきましょう。

えっ、漬けダレ少な!って思うかもしれませんが大丈夫です(後述)。

2.密封する

豚肉と漬けダレをジップ付き袋に入れる。
にんにく、しょうが、ねぎ、思いつきで昆布を入れましたも入れる。

入り口をほんの少し開けてストロー(なくても可)を差し込み、水を張ったボウルかホットクックの内釜に沈めると空気がうまく抜けます。

漬けダレが少なくても、ここで真空に近い状態にできれば肉全体を浸せます。

3.加熱する

袋が完全に閉じられているのを確認したら、水を張ったホットクックの内釜に沈めて加熱します。

モード…手動▷発酵▷温度:63度▷時間:7時間

時間がたったら肉を取り出して切り分けて
完成です!

圧力鍋や普通の鍋で作るチャーシューは赤身がボロボロになることもありますが、低温調理だと柔らかいのにパサつかずジューシーです。
かたい肉の筋はゼラチン化して、全体的に食感はぷるんぷるん。赤身の部分はまろやかにしょうゆをまとって、しっとり。脂身は形を保っているけどトロっと甘くて美味しいです。

メニューのヒント

出かける前に仕込んでおけば、帰ってきたら一品出来ています。
スライスして丼飯に盛り、タレをかけたら絶品チャーシュー丼。

寝る前に仕込めば、朝からチャーシューのサンドイッチやサラダに。

タレの塩味はやや控えめなので、小鍋に戻して少し煮詰め、水溶き片栗粉でとろみをつけると良いかもしれません(片栗粉なくてもいい)。

炙り

うちにはガスバーナーがあるので、盛り付けたチャーシューを炙って、白髪ネギと練りからしを添えたら、香ばしさが加わって最強。
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もっと中華風に

漬けダレの日本酒を紹興酒に変更すると、グッと中華感が出ます。

漬けダレに八角をひとかけら入れると、さらに中華感が出ます。
五香粉も可(入れ過ぎ注意)。

以下ひとりごと

炙ったチャーシュー最高においしい。

フライパンやオーブンで表面をかっちり焼いてしまうと、せっかく低温調理したのが意味ないと思って踏み出せないけど、こんど実験してみよう。

違う漬けダレを開拓する余地がありそう。
酒を泡盛にしてラフテー風とか。

注意

低温調理は近年考案された調理法で、肉のたんぱく質は柔らかくなるが食中毒菌は死ぬ、というラインです。

下記は低温調理ローストビーフ記事からの再掲ですが、衛生に気をつけて楽しんでくださいね。

肉の芯が63℃の状態で30分程度の加熱が必要と厚労省の“食品、添加物等の規格基準”にありますが(参考:食品、添加物等の規格基準 (昭和34年厚生省告示第370号)-抄-)、これは衛生管理がきっちり出来てる工場とかの基準なので、ご家庭内では用心してもしすぎる事はないです。

ホットクックは、人間では難しい温度調節が簡単なのも魅力のひとつ!
低温調理なら、ホットクックの弱点である面倒な洗い物の手間が少ないから超おすすめです。

関連リンク&使用した道具

www.calmin.org
www.calmin.org

カセットボンベ用バーナーは一つ持っていると色々炙れて楽しめます。