小児病棟31・はる君、つたい歩きする【入院生活36】
はる君、つたい歩きする
理学療法
本日の理学療法(=PT)はリハビリテーション室で行った。
つたい歩き、できた。
足元がおぼつかないのは、筋力低下のせいかもしれないが、脳膿瘍による障害の可能性もあると言われた。
恐竜の形のドームにボールを投げ込むと、中の床がボヨンボヨンと揺れてボールが弾み、明るいメロディーが流れる。
これもめちゃくちゃウケていた。
PTさんは、ボールを渡すときにわざと足元や手の届かないところに置くようにしていた。だから、しゃがむか、つたい歩きをしなくてはボールが取れない。
はる君は持ち前の集中力の高さで、一所懸命ボールを追いかけていた。
その他にも子ども用乗用車を押してあそんだり、
- 出版社/メーカー: アガツマ(AGATSUMA)
- 発売日: 2015/09/17
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
- 出版社/メーカー: サンスマイル
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
PTメモ
- 本人の興味を引き出すおもちゃを使い、できる動きを増やしていく
ほどよく疲れたところで、お昼ご飯になった。
言語療法
STさん(=言語療法士)が食事の観察に来た。
前回(小児病棟28・言語療法、理学療法【入院生活33】 - 夜明け前の心臓(仮))ははる君が初対面の女性に照れてしまい、言葉が出なかったのだった。
STさんは、はる君を緊張させないように一歩離れたところからご飯を食べているところを見ていた。
今回はご飯に集中していたせいか、リラックスしていた。
お腹がいっぱいになると、自分で食器にフタをして満腹と伝える。
食後ははる君の大好きな平野レミ監修アプリのタッチフードで遊びはじめた(こればっかりだけど、本当にはる君にぴったりなの)。
アプリで遊びながら「キャベツ」「ブロリ(ブロッコリー)」「じんじん(人参)」「ウインナー」と、一所懸命しゃべっていた。
STメモ
- 口に入れたものを右⇔左に行ったり来たりさせることが出来る…→舌を左右に動かせるということ
- 舌の動きが増えれば発音の幅も広がる
- 食べさせるなら、一口を多すぎず、少なすぎずにして、飲み込んでから次の一口を与えるとよい