小児病棟80・造影MRI【入院生活85】
造影MRI
朝
毎回困るのが、何時くらいにMRIに行くのかが分からないこと。
一日のMRI可能な件数とか、自分の順番が何番目なのか教えてもらうのも無理なんだろうか。
もちろん、緊急度の高い人を優先したり、時には割り込みがあるのは承知してるし、構わない。
見通しの立たない状態で、はる君は空腹で泣くし、朝は早く起こされ、寝るなと言われ、無理やり薬を飲まされるんだから。
9:35 造影ライン取り
造影のための点滴のライン取り。
はる君は散歩に行けると思ってウッキウキだったのが、行き先が処置室だと分かると「騙したな!」と言わんばかりの恨めしそうな顔をした(当然だ)。
10分くらいで戻ってきた。
じっと動かないで耐えていたという。
12:15 トリクロ①
MRI室から連絡が来た。
はる君の大嫌いな甘いシロップの眠り薬、トリクロリールを無理やり飲ませる。
ごめんね……。
12:40 トリクロ②
もう一回追加する。
また暴れる。
13:00 寝る
無理やり薬を飲まされて怒っていたけど、普段の昼寝の時間でもあるので比較的スムーズに眠りについた。
13:30 点滴のライン交換
MRI室には金属を持ち込めないので、ヘパリンのラインを5mくらいある延長可能な管に交換した。
薬でぐっすりと眠っていて、ちょっとやそっとでは起きない。
13:40 コットに移動
移動するためのキャスター付のベッド(コット)に移動する。
13:50 エスクレ
トリクロを入れてから1時間以上けいかしてしまったので、ダメ押しに坐剤の眠り薬(エスクレ)を注入する。
はる君は目を覚まして抗議の号泣。
ほんとにごめんね……。
14:05 MRI室着
5分ほど支度をして入室。
わたしは休憩に。
MRI検査の結果
夕方の回診で先生が明るい声で「小さくなっていました!」とおっしゃるので「ん!?」って思っていたら……。
膿瘍はかなり縮小して、中心部はもう確認できなくなった。
周辺部がまだ残っている。
次は3週間後にMRI検査をする。
とのお言葉だった。
あと3週間か〜〜
ひょっとしたら退院って言われるかも?って期待しちゃっただけに精神的ダメージがでかい……
疲れちゃった。
まあ、しょうがないね。
あとたったの3週間だ、がんばろう!
今度こそ!