ICU3日目・はる君、起きる。一足早いサンタ。【緊急入院・6】
きのうは大分わたしもカッカしていたので、すっごい恨みのこもった長文になってしまっていた。
一晩明けたら少し落ち着いたので、もし今日も長時間泣くようなら、もう一度きちんと方針などについて確認したいと思う。
所詮素人のわたし達だけど、やっぱり治療は納得できる状態で受けたい。
はる君、起きる
2018/12/23
家からの直線距離は前の病院より近いけど、乗り継ぎ回数が増えることによって移動時間はむしろ増えた。
きょうの様子
本日受け持ちの看護師さんに様子をうかがう。
- 起きている間はやはり少し泣くが、おとなしくDVDを見ているときもある
- まだご飯が食べられない(注入のみ)
やっぱり泣くよね。大人だってベッドに拘束されて一日中することがないなんて辛いよ。
おふろに入れた時はけっこう激しめに泣いたそうだ。
ご飯がまだ食べられていないことは驚いた。
(なぜ食べられないかは後述)
秘策:オドモTV
しばらく寝顔をみていたら、起きて「かあちゃん」と言った。
実は今回ははる君の大好きなEテレの番組をDVDに焼いて持ってきた。
最初絵本を読もうとしたが、押しのけるようにするので、やめた。
はる君がICUに来てはじめて笑った!
看護師さんたちも口々に「かわいい」「そんな顔して笑うんだ」「かわいい」と大喜びしてくれた。
はる君がだいすきなオドモTVの公式サイトはこちらです。
www4.nhk.or.jp
ものすごくシュールな番組。森山未來くんの身体能力のポテンシャルの高さにびびる。わたしも、好き。
オドモおどりのコーナーに投稿しようと思ってたのにな。あーあ。
はる君、今日の処置は抗生剤だけなのに、身体に力が入っていないように見える。
表情もどことなくボーっとした感じ。食事が摂れないのはこれが原因だった。
「膿瘍が脳を圧迫しているかも」と言われたが、昨日、おとといはもっと意識がハッキリしていたように思うんだけどな。
わたしは大分くいしんぼなので、子どもがご飯を食べられていないってだけでもう辛いよ。
確かに昨日と違って泣きわめくことはなかったけど、この反応はICUにいることによるストレスではないか、とも思ったりする。
身体抑制のこと
一番大きいストレスは、おそらく身体抑制だろう。身体抑制の同意書には、“治療上必要な場合のみ、できるだけ短時間で~”という要旨のことが書かれている。
はる君の場合、どうして必要なのか聞いた。
おおざっぱに言うと、はる君のベッドが各種処置とケアのしやすいタイプになっているため、身体抑制をしないと転落の危険性が高いから、ということだった。
今後回復したら、出来るだけすみやかにベッドを変えていただくよう、お願いした。安全かもしれないけど、安楽にはみえないよ。
面会の間は拘束を一部といてもらった(胃管(鼻から胃へ栄養を通すための管)を引き抜くのを防ぐミトンをはめた状態)。
それにしても、昨日よりも全体的に元気がないように見え、心配だった。
オドモTVを見ている隙に、そっと抜け出す。
後ろ髪を引かれすぎて禿げてしまいそうだよ……。
一足早いサンタ
帰り道、「プレゼントがあるから」と昨晩DMがきたので、いそいそと某所にでかけていった。
はる君から見たらおじさんサンタとおばさんサンタがいて、それぞれ素敵な贈り物をくれた。
早く元気になって、いただいたプレゼントであそぼうね。あ、お菓子は病院に持ち込み禁止なので、わたしが食べました。
はる君の急変を受けて、いち早くわたしを励ましてくれたこと、本当に心から感謝しています!
お花見、行きましょうね。