小児病棟86・虫歯じゃなかった【入院生活91】
本当にお騒がせしました!
虫歯じゃなかった
歯科にて
院内には歯科もあるのですぐに診てもらえて助かった。
はる君の年齢だと、歯科の経験がないお子さんもいるそうだ。
はる君は隔月ペースでフッ素塗りに行ってるもんね!怖くないよね。
歯科医の先生のおはなし
- 歯はよく磨けている
- 虫歯に見えるのは色素沈着
色素沈着だなんて。
奥歯の溝に黒いのが見えて、この年でこんな虫歯にしてしまった……ってめちゃくちゃ後悔した気持ちが救われたよ……。
服薬で色素沈着することはよくあるらしいけど*1、はる君は入院するまでそんなことなかったから、心臓の薬のせいではないと思う。
診察が終わってから思い付いたけど、鎮静薬のトリクロリールのせいでは???
白糖が入っていて、虫歯の原因では?と疑っていた薬。
他に入院生活がはじまってから変わったことと言えば、水代わりの牛乳がなくなり、食事の際の水分補給はほうじ茶になったことくらい。
そう考えると原因はほうじ茶かもしれない。
先生によると「色素沈着がほうじ茶のタンニンによるものなら、むしろ虫歯予防にはプラスになる」だそうで……安心した。
帰ったらすぐにかかりつけの歯医者さんに行かなきゃね。
心臓病と虫歯
心臓病の子の親は、虫歯にさせないようにとても気を使っている。
ひどい虫歯になると、そこから血液中に菌が入り、心内膜炎*2という、生命を脅かす病気にかかってしまう可能性があるからだ。
といっても、別に普通の育児とそう変わらない。
- 定期的に歯科医にかかること
- 毎日の歯みがきを習慣づけること
☆ ☆ ☆
ツイッターでも散々騒いでしまい、お騒がせしたこと、ごめんなさい!
はる君は「はがき、はがき(歯みがきの意味)」と日中も言うので、どうやら歯みがきが好きみたいです。
今後もこの感じではる君の歯を守ります!
追記
先天性心疾患当事者の方のコメントより、歯科治療でも心内膜炎に感染する可能性があるとのこと。
はる君のかかりつけの歯医者さんは心疾患児の治療の経験があり、抜歯の時など出血の可能性がある治療を行うときには、心臓の主治医と連携してくれるそうです。
院長先生は子どもの診察にとても慣れていて、熟練の保育士さんみたいで、はる君もよく懐いています。
id:Sweet-peaさん、ありがとうございます!
*1:代表的なのはフェロミアなどの鉄剤