夜明けの心臓

最重度の心臓病の一つである左心低形成症候群の息子の記録。手術・入院・通院の事や病気の情報など。あと雑記。

小児病棟102・児童精神科【入院生活107】

午前中に退院ができなかったんだけど、長男・あき君の児童精神科の外来のある日だったので一度病院を抜けて自宅に帰った。

児童精神科

児童精神医学(じどうせいしんいがく)または児童青年精神医学(じどうせいねんせいしんいがく、Child and adolescent psychiatry、CAP)、児童思春期精神医学(じどうししゅんきせいしんいがく)とは、小児・児童期に起こる種々の精神的問題や精神障害、行動障害を研究対象とする精神医学の一分野である。
wikipedia:児童精神医学より

あき君は自閉症スペクトラム障害(略してASD)と診断を受けており、就学前から今に至るまで医療によるサポート、学校での配慮、療育などを受けている。

一時は自傷や登校拒否もあったが、ここのところは比較的おだやかに過ごせており、今回で定期受診は一旦終了ということになった。
もちろん、新たな困りごとが現れればいつでも受診の予約はできる。
定期診察が終わったかわりに、この病院で行われているASDの家族向けのプログラムに参加できることになり、困りごとについてはいつでも相談できる。

定期診察が終わりと言われて、ホッとするのが半分、心配が半分……。

病院からの帰り道、あき君はずっと好きなゲームの話を聞かせてくれた。
いつまでこうして話をしてくれるのかな。
突然あき君をすごく愛おしく感じた。
夕陽がきれいだった。


きょうのはる君

2019/04/05

少し時間はさかのぼる。

昨晩、退院の希望を夜勤担当の看護師さんに伝えた。
あき君の外来受診があるので、午前中に帰れなければ土曜日に退院したい。

朝すぐに病棟の看護師長さんがやってきて、退院は土曜日になることを告げられた。
ま、そうだよね……。

リハビリ(理学療法、作業療法)

退院前日までリハビリがあった。

これが最後のリハビリ。
はる君に「リハビリに行くよ」と声をかけたら、「ゴー!ゴー!」と乗り気になり、リハビリの先生が来るのをまだかまだかと待っていた。

はる君は先生の指示をとてもよく聞き、入院中のわずかな期間でぐんぐん成長した。
はる君と先生の相性も良かったみたい。
先生は「その後もこの病院で発達を見ていくこともできると」おっしゃってくれた。
ありがとうございます。でも、わが家からの距離が遠いし、それに、もう別の病院で発達のフォローをしてもらってるんです。

午前中たくさん体と頭を使ったので昼食のころには眠くなってしまい、うとうとしながらカレーうどんを食べた。
はる君は食べ終わるとすぐに眠ったので、わたしは病院を離れた。



すでにTwitterにてご報告いたしました通り、この記事を書いている現在(2019/04/06 20:00)は退院しておうちに帰っております。
本日の深夜〜明日の朝には退院日の記事をアップする予定です。

はあぁ、疲れた……でも、うれしいです。
これまで応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。