通院記録(2019/07)
ようやく夏らしい暑さになった。
梅雨の憂鬱さを太陽の光が吹き飛ばしてゆく。
通院記録(2019/07)
循環器外来
横隔膜ヘルニア手術後、初の外来。
電話で予約を取ったため、いつもの検査(心電図&レントゲン)が入っていなかったけどいいのかな……。
夏休みに入ったので、外来はめちゃくちゃ混んでいた。
体重 | 10.44kg |
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おお、増えた!
SpO2*1 | 77% |
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こっちはまあまあ。
看護師さんに発熱していることを伝えると、念のため隔離室に移動することになった。
やはり心電図・レントゲンに採血も必要だということになり、隔離室で待つ。
診察
診察室ではなく、隔離室での診察になった。
いつもなら心臓エコーがあるが、ここにはエコーの機会がないので聴診のみだった。
レントゲンもきれいに撮れているそうだ(いつもなら、写真を見せてくれるが(略))。
血液検査の結果
肝臓・腎臓の値は問題なかった。よかった。
nt-pro BNP | 336 |
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CRP | 8.40 |
心不全が進行すると上昇する値であるnt-pro BNPはそこそこの値だったが(正常値は125以下)、炎症が起こっていることを示すCRPの値が異様に高い。中程度の炎症をあらわすようだ。
熱が出ているのはこのせいかもしれない。
単なる風邪なら自然治癒を待てばよいが、心内膜炎の可能性もある。
さっき採血したばかりだけど、再度採血し、血液を培養して菌が出ないか調べることになった。
感染性心内膜炎は、心臓の内側を覆っている組織(心内膜)に生じる感染症で、通常は心臓弁にも感染が及びます。
(中略)
- 急性感染性心内膜炎は、突然発症して数日で生命を脅かすようになります。
- 亜急性感染性心内膜炎(亜急性細菌性心内膜炎とも呼ばれます)は、数週間から数カ月かけて少しずつ進行しますが、やはり生命を脅かす可能性があります。
心内膜炎は、先天性心疾患(生まれつきの心臓病)などで普通と違う循環の人がかかりやすい。
虫歯になると、血液中に菌が周って心内膜炎を引き起こすおそれがある。
心疾患児は虫歯になっちゃいけない、というのはここからきている。
いつもの心臓の薬にプラスして抗生物質も処方された。
今のところ熱も下がってきたし、何ともないといいなあ。
社会保障を使おう
今回、障害児福祉手当の申請をすることにした。
これは障害児に支払われるもので、他の手当は保護者名義の口座を指定するのに対し、障害児福祉手当は障害児本人名義の口座を指定する必要がある。
申請が通れば、はる君の未来のために貯金させてもらうことにしたい。
☆ ☆ ☆
帰宅後、しばらく様子を見ていたが、18時頃には40度まで上がった。
入院に備えて準備をしなくては。
今晩は眠れそうにない。
はる君、がんばって。
*1:酸素飽和度。血液の中に含まれる酸素の値。健康な人なら100〜99%で、はる君は80%前後