夜明けの心臓

最重度の心臓病の一つである左心低形成症候群の息子の記録。手術・入院・通院の事や病気の情報など。あと雑記。

フォンタン手術入院・1日目

フォンタン手術入院・1日目

2020/04/07

厄災コロナのせいでか情緒不安定だけど、空はよく晴れていて春のあたたかさを感じる。

靴を履いて「おさんぽ、おさんぽ」とニコニコしながら病院の駐車場を歩いていたはる君、病院の玄関に着くと膝から崩れ落ちてしまった。
お出かけだと思ってたのに、病院だったから……。
あらかじめ、「病院行くよ」って言っておいたんですけどね。

新型コロナ対策

病院の入り口に看護師さんと事務の方が数名おり、来院者全員に問診をしていた。
かなりものものしい雰囲気。
本日から成人病棟は付き添い禁止、小児病棟も付き添い者1名のみ許可になったらしい。

検査など

CT

14:30〜CTの予定なので11:30に食止め(以降飲食禁止の意味)となる。
10時くらいに「おなかすいた、なんかたべたい」と言うので売店でじゃがりことおにぎりを買ってきた。

予定通り14:30にCTに行ったが、……?
なんか上半身裸で帰ってきた。
聞くと、CTの途中で吐いたらしい。
造影剤注入のタイミングで吐いたが、アレルギー反応とは違うようだ、との先生のおはなし。
念のため、慎重に様子を見ることになった。

レントゲン

吐いたのですぐにでもシャワーを浴びたかったけどレントゲンに呼ばれた。
いつもの技師さんが「検査入院かい?」と聞くので「手術です」と答えた。
がんばれよ、と言われ、はる君は小さな声で「はい」と言った。


麻酔科IC(インフォームド・コンセント)

これまではる君の麻酔を引き受けてくれていた、魔女みたいな先生がこの春定年退職されていた!!
新しい麻酔科の先生は丁寧に丁寧に手術の説明をしてくれた。

プレパレーション

はる君ももう3歳、色々なことが分かるのでプレパレーションを受けられることになった。

医療におけるプレパレーションとは、子どもが入院や治療、検査を受けるときに行う、子どもの発達に合わせた説明や配慮のことをいいます。 説明によって、子どもの恐怖心や不安を最小限にし、その子なりに入院や検査に向かえるように、子どもの頑張りを引き出すことが目的です。
プレパレーションって、なに? ~小児看護学領域~| ボイス| ニュース&トピックス|看護学科| 駒沢女子大学・駒沢女子短期大学より引用

きょうは検査がいっぱいあって大変なので、明日ゆっくりやってくれるという。

明日は外科執刀医の先生の術前説明(インフォームド・コンセント)もある。
いそがしくなりそう。