PICU2日目【抜管】
PICU2日目【抜管】
2020/04/14
晴れているが寒い。
わたしの体調は良好、体温は36.5℃。
きのうは雨で持病の発作が出たのかもしれないと思い当たった。
迷ったが、夫は行けないため、わたしが面会に行くことになった。
きょうのはる君
PICU(小児集中治療室)に付くと、はる君の周りにたくさん人が集まってわいわいしていた。
目が合いました
見てください、このぱっちりと開いた大きな大きなお目々を。
生命力を感じるでしょう?
人工呼吸器を抜いてもらってすっきりとしたお顔。
わたしの顔を見て一瞬だけニコッと笑ってすぐ真顔に戻った。
ネーザルハイフロー
きのうから人工呼吸器を離脱したものの、かわりにネーザルハイフロー療法が始まっていた。
この顔にぴったり付くカニューラ(医療用チューブ)で大量の酸素を流す。
近づくとゴーゴーとすごい風の音がする。
なんと流量は15L/毎分だそうだ。相当な風量!
SpO2*1 | 87% |
---|
酸素の値は2日前よりぐっと良い。
肺の血管を広げるためにNOガス*2を0.5ppm使用している。
NOガスはICU・PICUでないと使えないため、NOを切れるようになるのが次の目標となる。
胸水
胸水は多い。1日約600ML出ている。
心のうからの水はもうほとんど出ていないが、右胸腔から出続けている。
- NOをゼロにしても酸素化の値が下がらないこと
- 胸水が少なくなること(ゼロである必要はない)
一般小児病棟に移るにはこの2つをクリアすることが必要になる。
その他
ごはんを食べる意欲はあるそうだ!
いいぞ、いい感じだ。
歯を磨いてあげて、顔を拭いてあげた。
「はる君、一緒に何して遊ぶ?つみき?iPad?ピタゴラスイッチ?」と聞くと「ウン」と小さくうなずいた。
はやく小児病棟で一緒に遊びたいねえ。
まあ、あせらず、ゆっくり。
日記
本当に無理です、親には無理です
— CALMIN (@CALMIN_PDH) 2020年4月14日
ASDも併発してるんです
助けてください!!!!!!!
あ〜〜〜発達障害児の家庭学習つらい!!
親は学校の先生にはなれない、つらい。
うちにはいま余力が無いんです……。
手術から5日が経過した。
前回のフォンタン手術の記事を読み返していた。
5日目の夜にフォンタンをあきらめるという連絡が来たのだった。
元気になって帰れると思ったのに、悪夢だ……と思いながら、必死に平静を装ってブログ記事を書いていた。
まだ油断は禁物だけど、あの頃とは違う。
がんばれ、はる君。
Amazonほしい物リスト
Amazon.co.jp