夜明けの心臓

最重度の心臓病の一つである左心低形成症候群の息子の記録。手術・入院・通院の事や病気の情報など。あと雑記。

心臓カテーテル治療・2(2020/10)

心臓カテーテル治療・2

2020/10/27

これはもう入院の時の宿命だけど、はる君は何度も夜中起きてはわたしを呼ぶので寝不足になった。

05:45 起床

早いって!…と思ったが、6:00が水分を摂れるリミットなので丁度よかった。
元気に起き出したはる君にお茶を飲ませて、早朝の病棟さんぽ。

08:00 鎮静剤

いつものエスクレ(浣腸)を入れるも、全然寝れない。

08:45 カテ室へ

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なんと余裕のピース!
いってらっしゃい。

10:15 カテ室から戻る


2〜3時間かかると聞いていたけど、かなり順調に進んで予定より早く帰ってきた。
今回は静脈系のみのカテーテルなので、安静にしている時間は4時間となる。

12:05 起きる


しっかり起きたことを確認し、水分を摂っても吐かずにしっかり飲めていれば食事が摂れる。
朝ごはん抜きでお腹が空いていたはる君は、もりもりと昼食を食べた。

昼食のおにぎりふたつを平らげると、はる君はまた眠った。

前回のカテーテルでは穿刺部から出血して大騒動だった。
参考↓

今回はゆっくり寝てくれたので、止血がしっかりできた。よかった。

今回のカテーテル治療の概要

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はる君の肺動脈は一部がくびれているので、
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身体から肺へ戻る血流に左右差ができてしまっている。

今回の治療では、狭まった部分をバルーンで拡げる。
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無事治療は成功し、血流は左右バランスよく流れるようになった。
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今は血管の内側の壁が剥がれた状態(そういう治療)だけど、治るそうだ。

すごくスムーズにカテーテル治療が終わってよかった。