夜明けの心臓

最重度の心臓病の一つである左心低形成症候群の息子の記録。手術・入院・通院の事や病気の情報など。あと雑記。

通院記録(2020/12)

通院記録(2020/12)

2020/12/17

今年最後の通院記録です。
保育園に通い始めたはる君は、いまでは泣くこともなく笑顔で朝お別れできるようになった。
最近急におしゃべりが上手くなったのも保育園に通っている効果なのかもしれない。

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心電図

泣いて困っていたのがウソのようにスムーズに検査が受けられた。
今回は不整脈は出ておらず、一安心。

診察室にて

はる君は診察室に入るなり、元気に「おはようございます!」と言えた。
シマノ先生(仮名)はにっこりしながらカルテに「おはようございますとハキハキ挨拶」と入力した。

心臓のエコー診をしてもらった。
開窓部はきちんと開いていてその役割を果たしていた。
人工血管の通りも良かった。

酸素飽和度も95~93%程と十分あがっており、とうとう夜間の在宅酸素療法も一回中止してみようということになった。
つまり、24時間酸素なしの生活!
来月の外来で血液検査を含めた検査をして、問題なければ在宅酸素療法が終了することになる。
4年弱もの間、毎日ずっと稼働していた酸素濃縮器を返却する日がもうすぐそこまで来た。
なんだか信じられないけど、もう酸素もいらなくなるみたい。
在宅酸素療法は医師の処方に基づいて行われ、その間は一ヶ月に一回の定期受診が必要となる。
それが終われば、外来診察の間隔ももっと開けることができるかもしれない。

夜寝る前に「はる君はもうカニューレ(酸素吸入のための管)は要らないんだよ」と言ってみたけど、「つけて寝る!」と言ってきかない。
結局酸素を流さずカニューレだけつけて寝た。長年の習慣はすぐには変えられないのだ。

今年もいろいろあったけど、フォンタン手術ができて良かったなあ。それだけで100点満点だ!
また来年もよろしくお願いします。