夜明けの心臓

最重度の心臓病の一つである左心低形成症候群の息子の記録。手術・入院・通院の事や病気の情報など。あと雑記。

通院記録(2021/03)

通院記録(2021/031)

2021/03/19

在宅酸素療法が終了したことにより、定期通院が2ヶ月に1回の頻度になった。
前回はわたしの仕事のため同行出来なかったから、かなり久しぶりな感じ。

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「いい顔をして!」と言うといい顔をしてくれた

診察前検査

心電図

2〜3歳の頃はじっとしていられず泣き出してしまって大変だったが、ようやく泣かずにできるようになった。
今回は心配していた不整脈もなく、落ち着いていてよかった。

レントゲン

立って撮れるようになったのもここ一年くらい。成長したな。
実は以前に長期入院していた病院でレントゲンのプレパレーション動画をひたすら見ていたのだ。

プレパレーションとは
小児科の手術や治療に先立って、患者である子供に、画像や人形などを使って分かりよい説明をし(練習もさせ)、安心して臨める心構えに導くこと。

イメトレは大事だ。

コアグチェック

ワーファリンの効きを調べるための検査。
糖尿病患者が自己血糖を測る時のように、指先に針を刺してセンサーに血を少量垂らす。
はる君は指先を消毒するアルコール綿の匂いでこれからどういう処置をされるか察したようだ。
一瞬だけ体をこわばらせたが、泣くことはなく淡々と針を刺され、血がセンサーに落ちるのを黙って見ていた。
つ、強い。

診察室にて

コロナ対策でぬいぐるみ達が撤去されて久しい。ぬいぐるみに囲まれてた診察室が懐かしい。
今回は非常に順調だった。
酸素飽和度も95%に達しており、肺もきれい、心臓も小さくなりよく動いている。
ワーファリンの効きもちょうどいい感じ。

はる君は診察室でシマノ先生(仮名)に「しゃしんていけいせいしょうこうぐんだから、しゅじゅちゅしたの(左心低形成症候群だから手術したの)」と教えることができた。
先生も「自分で言えて偉いね」とほめてくれた。
少しずつ自分の身体のことを教えていかなくてはいけないと思う。

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ぎこちないながらジャンプが出来るようになった

今度の診察は5月。それまで元気で過ごせますように!