夜明けの心臓

最重度の心臓病の一つである左心低形成症候群の息子の記録。手術・入院・通院の事や病気の情報など。あと雑記。

通院記録(2021/05)

ずいぶんお久しぶりになってしまいました。
はる君は元気です!

通院記録(2021/05)

2021/05/28

うすぐもり。
はる君はずいぶん身長が伸びた。
体重はあまり増えていないが、ご飯をよく食べ、毎日保育園で楽しく遊んでいるようだ。
2ヶ月ぶりの外来。調子はどうかな……見た目は元気そのものだけれど。

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診察前検査

そう言えば、前回の外来は3月だった。
4月に5歳になったことを伝えると、小児科受付の看護師さんはとても喜んでくれた。
(そういえば誕生日エントリー書いてないや)

酸素飽和度

SpO2*1* 91%

こんなもんかな、という値。
ところで、酸素飽和度が低い状況が続くと、手指の末端が太鼓のばち状に丸く大きくなる。
これを「ばち指」と言うのだが、はる君も長らく酸素飽和度が低い状態が続いていたのでひどいばち指だったのが、フォンタン手術後は改善されて普通の指に戻ってきた。

体重

体重 13.8kg

微増。なかなか増えないが身長は伸びている。
あんまり気にしないことにしよう。

心電図

小児用の心電図計ではなく、大人用の心電図計を使った。健康診断のときに使う、手足にクリップみたいなのを挟んで、胸に吸盤をくっつけるやつ。
名前を聞かれて元気に答え、上手に安静に出来ていた。
4歳の頃はじっとしていられなくて、泣きながら、抱っこしながら取っていたのに……成長だ。

レントゲン

これも問題なくスムーズに終わった。

コアグチェック

ワーファリンという、血液をサラサラに保つ薬の効き具合をチェックする検査。
糖尿病患者が血糖値を測るように、ごく少量の血液で検査ができる。
もちろん針を刺すのだが、はる君は平然とした顔で針を刺され、泣くこともなくすぐ終わった。
本当にすごい、えらい。

診察室にて

レントゲン写真を見せてもらった。
肺の白っぽい影は薄くなり、心臓も小さくなっている。
心臓エコーもしてもらったが、血流は問題なく流れている。
つまり、今回も順調!

診察のあと

外来がんばったごほうびに何か食べに行こうか、となってサイゼリヤに。
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はる君はパスタとポテトをたらふく食べた。
楽しかった。サイゼリヤ、好きだ。

次の診察はまた2ヶ月後。
在宅酸素が終わってしまい、健常なお子さんとあまり変わらない毎日を送っているので、すっかり書くことがなくなってしまっている。
140文字なら書けても、いざブログとなると身構えてしまうようにもなった。
せめて通院記録だけでも続けようと思うんだけど、なんとも。

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とにかく、はる君はずいぶん元気になった。

したっけ、また!

*1:酸素飽和度。血液の中に含まれる酸素の値。健康な人なら100〜99%